「競輪選手は体が柔軟なのに、なぜ多くが腰痛に悩まされるのか。京都大医学研究科の理学療法学講座のグループが向日町競輪場(向日市)に所属する選手を調査し、太ももの前側の筋肉が酷使されて硬くなり、骨盤が前傾しているのが原因であることを突き止めた。ハイヒールを履く女性でも同じメカニズムで腰痛になるとみており、症状を改善させる方法についても指導している。

 

向日町競輪場の選手約40人のうち75%に腰痛の症状がみられる。レースや激しい練習の後に、激痛で歩けなくなることも珍しくないという。しかし、原因はよく分かっていなかった。

 

青山朋樹准教授や長谷川聡助教、大学院生の田代雄斗さんらは、選手について全身の筋肉の量や柔軟性、筋力などを調査した。その結果、腰痛の選手は、太もも前の筋肉である大腿(だいたい)四頭筋の柔軟性が低下していることが判明。青山准教授によると、この筋肉が硬くなると骨盤が前傾して体が前かがみになる。まっすぐ立った姿勢を保つためには腰を反らす必要があり、腰の筋肉の緊張状態が続いて腰痛になるという。

 

大腿四頭筋は、自転車を激しくこぐ動作のほか、ハイヒールを履くことなどでも硬くなる。高周波温熱治療器やストレッチで筋肉をほぐすと症状が改善する。

 

以上の記事は

プロで活躍する競輪の選手は腰痛と隣り合わせ、筋肉のバランスを失うことで腰痛となりやすいのです。

 

私は上記の大腿四頭筋の柔軟性低下が直接の原因の他、大腰筋のバランスや、腰周りの、いわゆる、細胞レベルの調整(体のすみずみまで行き届いた神経の伝達というニュアンスです。)が腰痛の原因を取り除くのに必要だと思っています。

 

以上

腰痛、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症でお悩みの方は

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