メタボリックシンドロームは知らない方はいないと思いますが、
整形疾患ではロコモティブシンドロームというものがあります。これは、簡単な話で言えば足腰が弱く転びやすいこと。
骨粗鬆症でも転倒しなかったら骨折しない(圧迫骨折は別)。
1週間寝込むと、筋肉の20%が衰弱する。
3週間寝込むと、筋肉の60%が衰弱する。
1週間で衰弱した筋肉は、
1ヶ月のリハビリでやっと回復する。
転倒予防で寝たきりを予防しましょうということ。
糖尿病性神経障害で足の感覚が鈍い人も注意です。
太極拳などの運動で転倒が50%以上減少、
〔骨粗鬆症ガイドライン2006年〕
骨強度増加・バランス能力向上に、ダイナミックフラミンゴ体操(片脚立ち)は1分間で歩行53分に相当する効果があります。
脆弱性骨折といわれるように健常者がしてもこんな運動で、というほど骨はスカスカになっている場合もあります。
病院やデイサービスでは、薬、運動療法でロコモ運動をしています。
当院では、現在、送迎はしていませんが、骨粗鬆症の高齢者の方の個々の状態を把握、評価し、歩容(歩幅など歩いている姿を鏡をみながら指導)評価、歩行指導させていただき、何に気をつけたらいいかなどいわばオーダーメイドのロコモ運動を提案しております。
ご来院お待ちしています。(浦田まで)