そもそもアイシングとは、患部を冷やすことによって毛細血管を収縮させ、損傷した部位の腫れが広がるのを抑えることができます。
僕も負傷したときにはアイシングをしますが、僕が読んだ資料を要約すれば、なんでもかんでも冷やしてしまう必要はないと、逆にそれは回復を遅らせることにつながるということです。
注意:必ずしもアイシングが悪いという話ではありません。
余談ですが、「家に帰っても冷やしてください」というと、
「冷湿布ですね」と答えが返ってくることがありますが、湿布にはアイシングの効果はありません。
炎症というのは体に必要な反応なので、それを妨げる行為をしなくていいんじゃないかということです。
そう言われると
風邪にも当てはまりますよね!!
ウィルスをやっつけるために体温を上昇させます。
それを解熱剤で安易に体温を下げてしまうと、風邪が治るのを遅らせることになりますよね。
2013年に足関節捻挫の新しい管理方法として講演があったそうですが、この考え方じたいは目新しいものではなく、何年も前から実践されている先生もいるとのことです。
ただ
炎症が起こるということは痛みが生じます。
アイシングも冷やすので、場所によってはかなり痛いです。
痛みを取り、早期回復に努力をしています。
しかし、痛いのは患者さんやクライアントさん。
最短速度の回復よりも、痛みを伴わない措置を望んでいる方も多いです。
相手があっての治療や措置などで、その方にとっての早期回復をもってメンテナンスをしていたいと思います。
以上、カラダメンテナンス担当の牧野でした。